皆さんは、「千と千尋の神隠し」のラストシーンを覚えてますか?

契約に従い、湯婆婆から出題された問題。

たくさんの豚の中に混じっているはずの、豚に変えられた自分の両親を見分けなくてはいけない場面で、見事にこの豚達の中に両親はいないと断言した千尋は本当の名前を取り戻し、ハク様に見送られながら元の世界に戻り、ほこりまみれの車に乗り込んで新生活へと出発するというものです。

最後にキラリと光る髪留めが印象的ですね。

しかし、本当は違うラストシーンがあったとしたら・・・?

 

 

 
 

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「千と千尋の神隠し」のラストシーンと言えば、誰もが上記のラストシーンを思い浮かべると思われます。

しかし、そのシーンには若干の続きがあるという都市伝説があるんです。

しかもその続きのシーンは映像化、アフレコもされており、公開当時にはほんの短期間ですが映画館で実際に流されていたそうです。

現在において、何故その「本当のラストシーン」がまるでなかったシーンのように取り扱われている理由と言うのは謎なのだそうで・・・

めちゃくちゃ都市伝説っぽくないですか?(笑)

 

 

さて、ではその「本当のラストシーン」。

一体どのようなシーンだったのかというと・・・まとめると以下のようになります。

  • 千尋の髪留めは、冒頭とラストシーンでは別のものに変わっています。ラストシーンでは銭婆からもらった髪留めを着用しています。しかし、それを千尋は覚えておらず、何故髪留めが変わっているのかを不思議がる。
  • 車は出発してきちんと新居にたどり着くのですが、辿り着く道中で引っ越し屋さんがすでに到着しているのが見えて、母親が父親に怒りだす。
  • そして、新居に到着した際には、引っ越し屋さんからも遅れるのは困ると怒られる。
  • 千尋が新居の周囲を観察していると、橋のかかった小川があることを発見。
  • それを見つめている千尋は突然ハッとした表情になり、全てを思い出したかのような意味深な感じで終わる。

 

以上が「千と千尋の神隠し」の本来のラストシーンと言われているものです。

 

これが本当の話ならば面白いものですね。

このラストシーンではない通常の「千と千尋の神隠し」を見ると、千尋が湯屋という異世界での出来事を覚えているのか、覚えていないのか、ということはハッキリと分かる描写はありません。

ただ髪留めが光ったことで、視聴者にはあの世界は夢ではなかった、と分かるだけ。

 

それが、幻のラストシーンによると、どうやら千尋は元の世界に戻ってしまったことで異世界の出来事も忘れてしまっているようですね。

最後に登場する「小川」はおそらくハクの新しい住処であり、そのおかげで千尋は全てを思い出すのでしょう。

 

ハクは実は千尋と別れた後に八つ裂きにされてしまった、という説も存在します。

ハクと湯婆婆は何かの契約をしており、千尋と両親を助けようとしたことは契約違反に当たると思われます。

そのため湯婆婆に、

湯婆婆

「それでおまえはどうなるんだい!?その後あたしに八つ裂きにされてもいいんかい!?」

という確認をされており、さらにジブリ公式HPで、その後のハクについての説明は、

「『すべてのことはルールに従わなければならない』という世界観により、
湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れている。」

という(不吉な)一文が・・。

 

ただ、‘受け入れている’だけであって、‘受け入れて八つ裂きにされた’という確定事項ではありません。

千尋が琥珀川の名前を告げたことで、ハクが本名(ニギハヤミ コハクヌシ)を思い出したこともハクの残酷な運命を変えるきっかけになる伏線のように思えます。

そして、このラストが本当ならば!

ハクは無事に元の世界に戻れて、さらに千尋が住む場所のすぐ近くで千尋を見守ることが出来るという最高のシチュエーションになるわけです。

 

 

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そして、このラストがもしも本当にあったとしたら、個人的な疑問があります。

荻野家族は何日後に元の世界に戻ってきたのか・・・?

ということ。

 

これはこの作品を見た方それぞれ、様々な意見を持っているようです。

私個人としては、車に木の葉がたくさん落ちていて、さらにホコリがたくさん積もっているという描写があったので、荻野家族自体は時間の経過は感じていませんが、現実世界ではけっこうな日にちが経過しているような印象を受けました。

 

スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」より引用

 

そうじゃないと、ホコリや木の葉の描写は必要ないと思うからです。

そして引っ越し業者さんはいくら待っても荻野家が現れないため一旦引き上げる羽目になり、荻野家は荻野家で新居に着いたら引っ越しのトラックは来ていないし、気付いたら数日過ぎてるし「!?」という状態に・・・

 

異世界では千尋が何回か夜を過ごすシーンがあって、少なくとも数日は経過していそうです。

ただやはり見た人の数だけ捉え方があり、現実世界に戻ってみたらその異世界に入ったその日と同じ日・同じ時間だったと感じた方もいたようですね。

現実世界で何日も経過してしまっているということならば、上記のようなエンディングはきっぱり否定できるものですが、その日中に現実に戻ったということならば、否定はできません。

 

実は違うラストシーンが違うというのは、他のジブリ作品の中では「天空の城ラピュタ」にも同様の都市伝説が存在します。

 

まあ、ラピュタに関しては否定できる根拠があって、あくまでも都市伝説の域を出ないレベルのものですが。

ただ「天空の城ラピュタ」の幻のラストシーンは、ラストシーンを見た!という人の話の内容に少し食い違いがあったりするのに、「千と千尋の神隠し」の幻のラストシーンに関しては証言が見事に一致しているのが気になる所。

 

もし幻のラストシーンが本当に存在したとしたら?

そうなると疑問となるのは、何故あれほど車に木の葉やホコリがたまっていたのか?ということです。

木の葉はまあ突風が吹けば車に堆積するかもしれませんが、ホコリに関してはそんなにすぐ溜まるものではありませんよね。

山道を走行している間に積載したもの・・・とか?

荻野家の新居がある町は工業が盛んだったり、山を切り開いて新興住宅を建てている真っ最中であるため、土ぼこりや砂ぼこりが舞っているホコリっぽい町なのでしょうか・・?

 

他に考えられるのは、トンネルを抜けた時に異世界に行ったのではなく、厳密にはトンネルの手前の林道に入る道の前(舗装道路が終わっている所)に石のほこらから始まっていたか・・・。

千尋が石像を見た時から車ごと異世界に入りこんでしまっていたのかもしれません。

千尋の親父がスピード上げてまるで吸い込まれるように、引き寄せられるようにトンネルに向かってる時点で、もう既に異世界に入り込んでしまっていたのです。

そう考えた場合・・・。

湯屋があるあの世界は、昔話の浦島太郎の話(地上と竜宮城の時間の流れ)とは逆で、異世界で数日過ごしても現実世界では一瞬だったのかもしれません。

しかし、トンネルの向こうで千尋が両親を助けようと奮闘している時、車もまたトンネルの手前で同じく数日という時間を経ていたのではないでしょうか。

その間、木の葉もホコリも溜まり続けます。

そして再び千尋達がトンネルを通り戻ってきた時には、異世界での時間の流れからは抜け出していますが、千尋の髪留めがそのままであったように、車に堆積した木の葉もホコリもそのままだったのでは・・・。

 

色々考えられますが、私個人としては、上記のように現実世界では何日も経過している説だと思います。

つまり、千尋の両親は引っ越し業者に平謝り、追加の料金を請求され、父親は会社から無断欠勤を咎められる(笑)

この都市伝説も十分否定できるものかと思います。

 

そして、宮崎監督の絵コンテでは最後のラストシーンは本来のものと変化はありません。

それだけは言っておきましょう。

 

 

 

誰が、どこで見たラストシーンなのか・・・。

それは本当に「千と千尋の神隠し」だったのか・・・。

似たような作品と勘違いしているのではないか・・・。

どっかの誰かの妄想ではないのか・・・。

 

 

しかし、ジブリ作品は本当に都市伝説にことかきませんね(笑)

そのような「余白」が多く残され視聴者が考える部分が多くあるというのがジブリの魅力なのでしょうね!

信じるか信じないかはあなた次第!

 
 

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