清太を残し、先にあの世に旅立ってしまう節子。

その死の理由を知っていますか?

 

 

 
 

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「火垂るの墓」はジブリ作品ですが、宮崎監督の作品ではありません。

「はだしのゲン」などの名作などと同様、現代にも残る戦争を子供達に伝えるコンテンツの一つですね。

登場する兄妹が二人とも無くなってしまうという、非常に悲しいストーリーです。

その妹である節子。

劇中の途中で亡くなってしまうのですが、その死の真相・・・知っていましたか?

今回はそれを徹底的に掘り下げてみたいと思います。

 

 

節子の死の理由

節子は栄養失調で亡くなったとされています。

これは、原作でそう明記されているために揺るがない事実であるようにも思えます。

しかし、この死因に関しては原作者が他の意味も持たせていた可能性があるということが記述されている記事も見受けられます。

こちらの記事ですね。

 

非常に丁寧な分析をしており、予想や自己分析も混ざってはいるものの読み応えのある記事になっています。

 

ちなみに原作にはこのように記述されいています。

 

「節子が栄養失調が死因ではない説」を簡単にまとめると、兄妹が同じ食料を食べて生活していたのであるなら、エネルギー必要量の小さい節子よりも、エネルギー必要量の大きい清太の方が先に栄養失調になるはず、ということです。

物理的に関していえば確かにそうですが、個人的には、誰かを養おう、守ろうという強い思いは、それ以上の力を出すように感じます。

そうした思いが物理的以上の力を生むというのは皆さんも経験上から感じる部分はあるかと思います。

 

さらに付け加えられる反論があります。

実は、「火垂るの墓」を製作した高畑監督が「清太は我慢のできない少年」と評しているのです。

それを象徴するかのように、火事場泥棒になり果てて家に上がり込んでご飯を貪るシーンなどもありますよね。

原作を描いた野坂昭如さんが戦後当時、実際にいた妹のご飯の分を食べてしまったことがあるという実体験をしていることなどから、清太も同じようなキャラクターとして描かれているのかもしれません。

そのため、清太の摂取カロリー=節子の摂取カロリー、というのは、ちょっと疑わしい部分があるなあと、個人的には感じています。

 

しかし、栄養失調ならば先に清田がかかる、という説を飲むと、生前の節子の一つの動向が気になります。

それが「盛んに左目をこする」という描写。

そういえば、目を擦っていたなあ・・・と思い出す人も多いのではないでしょうか?

それほど、頻繁に目を擦る描写は存在しています。

 

こうした描写は実は原作通りであり、また、原作社の野坂さんが余計な描写は書かない人であったことから重要な描写であると読み取ることができます。

そして、第一焼夷弾攻撃で生じた軍需工場の爆発と、この兄妹がいた場所を特定した場合、二人が浴びた雨が有害物質を含んでいた可能性があり、それが目に入って死因につながった、もしくは体が弱って様々な病気が併発したと考えることができるのです。

この雨のシーンは冒頭にあり、親戚のおばさんの家に厄介になっていた当初から節子は体調を崩している様子が伺えます。

 

以上の根拠から、有害物質を含んだ雨が死因につながったと取ることもできるということです。

正確に言うと、原作では栄養失調と描かれているため、有害物質を含んだ雨が急激に節子の体を蝕み、栄養失調状態だった節子にはそれに対する抵抗力を持ち合わせておらず、それが清太よりも亡くなってしまった原因になったということでしょうか。

また違った角度で作品を見ることができるため、非常に面白い捉え方です。

 

 

 

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節子役の声優さんが消息不明!

あの可愛らしい節子の声を担当した子役の白石綾乃さんが消息不明という都市伝説です。

私も実際に調べてみて驚いたのですが、「火垂るの墓」の節子の声優は当時5歳11カ月の子役・白石綾乃さんがしていたそうです。

あの声を聞くと、プロの仕事と感じざるを得ないほどの名声優ですよね。

 

しかし、天才的な子役というのはいつの時代もいるものなのです。

あの名子役・芦田愛菜ちゃんを彷彿とさせるような子役の先駆け的存在なんですね!

高畑監督は初めからプロの声優さんに子供の声を出してもらおうとは思っておらず(声優さんじゃない声を求めていたとか)、オーディションで決めようと思っていたとインタビューで語っています。

そのオーディションの時に、劇団所属の子役達の声の中にあった白石さんの声をテープを聞いたそうなのですが、「白石綾乃、5歳」と言っただけで「あ、この子だ!」「節子の声が聞こえてきた!」と直感的に高畑監督は感じたそうです。

実際にそのテープに収録されていたセリフは二言程度だったようで、白石さんが通う劇団の先生もさすがに5歳では無理だろうと感じていたそうですが、そこからの抜擢。

運命的なものを感じます。

 

当時無名の幼児がアニメの声優を務めるなど前代未聞で、かなり驚かれたそう!

しかし、さすがに5歳では絵に声を当てるというアフレコは無理だろうと感じ、マネージャーが口頭でセリフを伝えて白石さんがそれを繰り返し、そこに絵を合わせるという制作手法(プレスコ、と言います)で行われました。

これは、白石さんの今の声が変わってしまう前に先に声を収めておきたい、という目的もあったようです。

 

ネット情報によると、高校時代はコギャルだったようで、再開した高畑監督は非常にショックを受けたとか(笑)

さらに、DJ兼プロデューサーのFPM(Tomoyuki Tanaka)さんのブログで、28歳の白石さんと食事した際の写真がアップされています(2009年)。

しかし、現在この白石さんの行方が分からなくなってしまっているようです。

 

それは2012年の「火垂るの墓」イベントにも参加していなかったことからも推察できます。

主催者側は白石さんに出演してもらえるように探したそうですが、全く連絡先などの手掛かりがなく、インターネットで中継されたこのイベント内でも「見ていたらぜひ会場まで」と呼びかけもしていたようですが、結果的にそれが実現されませんでした。

きっと、芸能界とは関係のない世界で活躍されているのだとは思いますが・・。

実は、清太の声優を務めた辰巳努さんも現在行方不明なんだとか・・。

2人揃って、となると、ちょっと怖いですね・・!

それとも、芸能界では突然の音信不通はそれほど珍しいことではなかったりするのでしょうか?

信じるか信じないかはあなた次第!
 
 

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