ジブリ作品に都市伝説はつきもの。

ネット上では日々新たな情報が飛び交っていて、その内容も様々なものがありとてもユニークです。

「平成狸合戦ぽんぽこ」にも当然のように都市伝説が語られています。

今回紹介する都市伝説は、「平成狸合戦ぽんぽこ」の三大長老が過去の総理大臣をモチーフにして描かれているという都市伝説です。

 

 

 

 

 
 

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「平成狸合戦ぽんぽこ」は、1994年に上映された高畑監督初のオリジナル作品です。

あらすじを簡単に説明すると、自然が多く残る東京都多摩地域南部で暮らしていた狸達と、その自然を破壊し宅地を増やそうとする人間達との戦いを描いた物語です。

狸達はあらゆる手段で人間を追い出そうと奮闘しますが、全く歯が立たず最終的には作戦失敗に終わってしまいます。

そこに登場してくる狸は非常にユニークなキャラクターも多く、ものすごく皮肉的なバッドエンドにもかかわらず、そこまで気持ちを沈めないで視聴できる点もこの作品の大きな特徴です。

 

その中で3匹の長老が出てきて作戦会議をするシーンをご存知でしょうか?

その狸たちが元総理をモチーフにしているのでは?という都市伝説があるので、ご紹介します。

 

元総理をモチーフ

「平成狸合戦ぽんぽこ」に出てくる狸を指揮するような長老やおさのような役目を務める狸がいます。これが自民党の元総理をモチーフにしているという都市伝説があるんです。

讃岐の禿狸⇒香川県の大平正芳元総理
阿波の金長狸→徳島県の三木武夫元総理
佐渡島の団三郎→新潟県の田中角栄元総理

しかし、多くのサイトでこれしか語られていないため、ソースなどは全く不明。笑

 

高畑監督は戦時中を経験し、自身が監督制作した「火垂るの墓」では、視聴者とは違う視点で清太を見るなど、自分の主義主張というのは明確に持っています。

関係者からも「ちょっと普通じゃない」と語られるなど、独自の考え方を持っている事で有名です。

政治に対しても、安保法制の判断に対して最近このように発言しています。

著名人でありながら、安保法制を「違憲」とする市民集会に参加するなど、地道に活動を続けている方だそうです。

政治・法律に対して自分の考えをはっきりと主張し異議を唱えることにも臆さない姿勢の高畑監督。

そのため、このように政治と関連付けられた都市伝説が出てきたのかもしれません。

 

しかし、自分なりにあらってみたところ、結構類似点が出てきましたのでご紹介します。

 

 

外見

まずは、外見。笑
この画像が、各狸と各政治家を比較したものです。

左から、佐渡島の団三郎→田中角栄元総理
讃岐のはげ狸(太三朗禿狸)→大平元総理
阿波の金長狸→三木元総理

それなりに特徴をつかんでいませんか?

 

田中元総理は非常に気が強い印象がありますよね?それを象徴するかのようにつり目の佐渡島の団三郎。

大平元総理はたれ目に特徴が見られ、こうした特徴を表現するかのように太三朗禿狸はたれ目ですね。

三木元総理は安易ですが特徴をメガネとしましょう。笑
讃岐のはげ狸はそのメガネを象徴するように目の周りが黒いですよね。

たまたま似ているだけなのかも知れませんが、こうして比較してみると実際に似せて書いたのかな?と思ってしまいますよね。

しかし類似点は外見だけではないのです。

 

 

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出身地

その出身と、狸が生息したとされる場所が一致しています。

田中角栄元総理をモチーフとした狸は佐渡島の団三郎。佐渡の化け狸です。田中元総理の出身は新潟県佐渡郡相川町(現・佐渡市)なんです。

大平元総理をモチーフとした狸は讃岐のはげ狸。大平元総理の出身は香川県三豊郡和田村。

三木元総理をモチーフとした狸は阿波の金長狸。三木元総理の出身は徳島県板野郡土成町。

このように一致するんです。

 

これだけ繋がると、やはり意図して設定されたものである可能性を疑ってしまいます。

そして、紹介したいのがこの三匹の狸は、それぞれ元があるのです。

佐渡島の団三郎、讃岐の禿狸は日本三大化け狸の一角として昔から伝えられている狸です。もう一匹は淡路の芝右衛門狸なのですが、この淡路の芝右衛門狸を起用しなかったのはやはり、三木元総理の出身が徳島だからではないでしょうか?

狸の出身地に意味を持たさないのであれば、物語にはみんなが分かりやすいように有名な日本三大化け狸を集結させるのがポピュラーだと思います。

あえての三大化け狸外しは高畑監督なりの考えがあったとしか思えません。

 

特徴

さらにその特徴も似ています。

 

田中元総理と佐渡島の団三郎。田中元総理は第64・65代内閣総理大臣であり、有名なのはお金の汚職事件です。しかし政界には多大な影響力をもっており、多くの人に慕われるような人柄も特徴的です。

それを象徴するかのように佐渡島の団三郎は悪さをするのですが、決して悪さをするばかりでなく、困った人には金を貸すなどと言ったエピソードが存在します。

 

大平元総理と讃岐の禿狸。大平元総理は第68・69代内閣総理大臣であり、田中元総理からは政治家というよりは宗教家や哲学者であると評価されていました。

讃岐の禿狸である太三郎狸は、他のものに変身する技に非常に長けており、日本各地から集まった狸たちにその技を教えてあげるという描写があります。

 

三木元総理と阿波の金長狸。三木元総理は第66代内閣総理大臣であり、田中内閣発足にあたっての当初は国務大臣、後に副総理として非常に信頼されていましたが、その後はお互いの目指すべき政治が異なってきて、対立関係に発展します。

阿波の金長狸は六右衛門という狸に婿として迎え入れられるという話がありましたが、それをけって自身が抱えた恩返しを優先させます。その結果、起こった六右衛門と戦争へと発展していきます。

 

こうした特徴がそれぞれに通っているんですね。

偶然だとは思えないほど共通点があるので、この”元総理”説はかなり有力なものなのではないかと考えられます。

 

さらに、誰なのか・どの狸なのか詳細は今のところ不明のようですが、元総理三名の他にも、自民党幹部をモチーフにしている狸も登場していると噂されています。

自民党はこの数年前まで与党として政界を牛耳り、今となってはマシになりつつありますが、昔は横暴がひどかったと言われています。

敵がいないのだから、互いに切磋琢磨しあうわけも無くきつい言い方をすれば、まともな意見を持つ平等な政治家は育たない環境であったと言えます。

そんな自民党(政治家)への皮肉を込めて、あえて少し間抜けな「狸」を設定としたこの映画に幹部たちを登場させたという説もあります。

ネット上では、政治家を狸に例え、「政治なんてのは単なる狸の化かし合い」と表現しているという意見もあります。そうした見方も非常に面白いですね。皮肉ってて実にジブリらしい。笑

このように自民党を背景にしていると考えられる要因は他にもあり、そこには高畑監督なりの考え方があると思われます。

 

一見子供に向けて作られた映画のように見えますが、このように時代の背景・監督の考え方など内容を細かく見ていくとかなり奥が深く、大人達へのメッセージが込められたものなのかなと考えさせられますね。

狸が必死に策を練って人間に対抗しようとしても、イリュージョンなどと面白がられてしまうシーンは、策に溺れる政治家たちを狸に例え、人々はそんな策には決して騙されない、時代に沿ってそれぞれが自分たちの環境に適応していくのだから政治家なんて無力で何の影響力も無い存在なんだという監督の皮肉も込めて展開されているストーリーなのかなと個人的に思ってしまいました。

妄想の範囲になってしまうので、個人的な意見は置いておくとして、笑

 

もう一度見直してもやはり外見・特徴・出身などが類似しすぎているので、この話に登場する長老の狸は元総理をモチーフにしているとしか思えなくなってしまいます。

これを見たら、結構この都市伝説は信憑性があるように感じませんか?まあソースは全く持って不明なわけですが。笑

他にも多数の都市伝説があったり、ラストシーンでのセリフに深い意味を感じさせられたりと、この作品には何か監督からのメッセージが込められていてそれを考えるように仕向けられているように感じますね。

このような意見はたくさんネット上に存在しそれは世の中の憶測でしかありません。

しかし、火のない所に煙は立たぬと言いますからね。何か火が付くきっかけはあったのでしょう。都市伝説はこうしたあいまいさが実に面白いです。

ジブリの作品は特に都市伝説がたくさん存在するので調べれば調べるほど興味深く神秘的な印象を受けます。

他にはどんな都市伝説があるのか、探り始めると止まらなくなってしまうほど。

今存在する都市伝説を一掃するような説が飛び出す可能性も無いとは言えませんからね。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

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