ポニョが死神だったら・・・?

「崖の上のポニョ」に噂される死との関係性!

 

 

 
 

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「崖の上のポニョ」都市伝説!

今回は①の記事から引き続き「死後の世界説」についての根拠となるものを紹介していきたいと思います。

 

「崖の上のポニョ」は死後の世界説・・・。

恐ろしいタイトルに聞こえるかもしれませんが、「崖の上のポニョ」は他のジブリ作品と比較しても、年代が私達の住む現在と似ているのに対してファンタジックなことが多すぎるのですね。

そのため、作品を見ている視聴者によって数多くの推測が浮上し、それぞれの推測を補うかのように色々な都市伝説が誕生しているのです。

 

今回取り上げる「ポニョが死後の世界説」について、「ポニョ死後の世界説①」の記事にていくつかの根拠を記述しました。

 

その記事では、

1、大きな津波が起こった際に、すでに町は水没していた
2、水中で呼吸ができているシーンの存在
3、成仏できないと思われる夫婦が登場する

という点について紹介しました。

 

残りは、

4、「ひまわりの家」のおばあちゃんたちは歩けないはずなのに、走り回るような描写が存在する
5、トンネルが現世とあの世の境界線
6、宗介の母親リサが意味深なセリフを言う
7、ポニョは特殊能力を持っている?
8、ポニョの歌は一見ポップな歌に聞こえるが実は死の歌
9、「3」という数字の乱用
10、青から赤に変わるフジモトのマント

 

※まだ7項目あるのですが、全てを記述すると長すぎるので、今回は以下の4から7までの根拠について紹介したいと思います。

 

 

4、「ひまわりの家」のおばあちゃん達は歩けないはずなのに、走り回るような描写が存在する

「崖の上のポニョ」では、車椅子に乗って介護士さんに車を押してもらって移動していた「ひまわり」の施設にいるおばあちゃん達が、みんな立ち上がって歩きだす描写があります。

見ていて、

「えっ!!?(゚д゚)」

となるシーンです(笑)

 

歩くどころではありません。

走ってるんです。

みんなでかけっこして遊んでるんです。

 

さらにヨシエさんは、

ヨシエ

「走れるって素敵ね!」

などと発言しています。

 

車椅子の老人が何のリハビリもなしに(厳しいリハビリに耐えたとしても!)一昼夜で立つ、歩く、さらには走れるレベルまで回復するだなんて考えられません。

異常なまでの回復ぶり・・このシーンが現実とはかけ離れすぎているため、もはやこのおばあちゃん達は天国に来てしまったんだ、という説が浮上しています。

いくらアニメやファンタジーと言っても、さすがに意味なくこんな描写は入れと思います。

 

無理矢理意味を考えるとすれば、ポニョのお母さんであるグランマンマーレが、ポニョが引き起こした惨状(?)に対して、

グランマンマーレ

「素敵な海!魔法の力に満ちている・・まるでデボン紀の海に戻ったよう!」

と、のんきな発言をしていたので、海に満ちているという魔法の力の作用で車いすのおばあちゃん達は歩くことができるようになったとか??

 

それとも、水の中の浮力の影響でしょうか?

でも、その後地上に救出されるような描写でも元気に歩いていますしね。

 

しかし宮崎監督はインタビューで、以下のように語っています。

 

このように語っているため、意味をあえて与えていない可能性もあります。

もはやあれこれ考えるだけ無駄!?

・・・が、それにしてもやりすぎている印象は否めませんので、何かしら宮崎監督の中に「崖の上のポニョ」の方向性はあるのでしょう。

 

そしてこのような手法は、宮崎監督は常々心がけているもののようで視聴者に考えさせる「余白」のようなものを作っていると感じられます。

ジブリに都市伝説が多数存在する所以であり、このあれこれ想像できる余地・余白こそがジブリ作品の魅力でもあると思いますので、ここは1つ遠慮なく色々想像しちゃおうと思います!

 

 

5、トンネルが現世とあの世の境界線

このトンネル

スタジオジブリ作品「崖の上のポニョ」より引用

 

宗介のボートが小さくなってしまい、さらにリサカーを発見するもリサは見つからず、さらに先へ進むことを決意し、ポニョと宗介は手をつないでこのトンネルに辿り着きます。

 

トンネルを進もうとする宗介に、ポニョは、

ポニョ

「ここ嫌い・・。」

と言って進みたがらず、でも宗介に促されるままに歩みを進め・・1歩進むとごとにどんどん人間の体が崩れていき、トンネルを通過した後は完全に金魚に退化してしまいます。

これにどんな意味があるのか・・・。

 

のジブリ作品でも、「トンネル」もしくはトンネルの近いものは大きな役割を担っています。

いくつか、例を上げると・・・

  • 『風の谷のナウシカ』・・・流砂に巻き込まれ、腐海の地下に潜るとマスクもいらない浄化された綺麗な世界
  • 『天空の城ラピュタ』・・・雲海(竜の巣)を抜けるとラピュタが存在していた
  • 『となりのトトロ』・・・茂みのトンネルを抜けるとトトロの世界へ行けた
  • 『魔女の宅急便』・・・夜の暗い電車が翌朝になると海の見える街へ
  • 『紅の豚』・・・雲によって隔てられているポルコが人間だった頃に見た飛行機の墓場の世界
  • 『もののけ姫』・・・深い森の奥にある生命の神秘的な世界
  • 『千と千尋の神隠し』・・・トンネルを抜けると神様の湯屋の世界

といった感じになります。

 

『紅の豚』や『もののけ姫』などトンネルではないので、少しこじつけな部分もありますが、今までの世界から別の世界に行く、不可解なことが起こる時に、ジブリ作品では「トンネル」や今の世界と別の世界を隔てている何かを超えるシーンが登場します。

 

ポニョでもトンネルがそのように異世界的のものにつながるという役割をしているようですね。

この例に最も近いのが、上記の『千と千尋の神隠し』。

近道をしようとして通り抜けた森の中のトンネルは異世界の入り口の役割を果たしています。

そのため、全てが終わった後・・・物語の最後で千尋と両親が元の世界に戻る時に再びトンネルが映し出されるのですが、最初に登場したトンネルとは違う外観に描かれています!

おそらく、異世界へつながるトンネルと、そうではない現実の世界にちゃんと存在するトンネルを明確に分けて描いているのだと思われます。

ネット上では『崖の上のポニョ』で出てくるトンネルは、この世とあの世の世界を結ぶような役割を果たしていると言われています。

 

らに、トンネルの横のお地蔵様がいるのにお気付きでしょうか?

お地蔵様は子供の魂を救済すると言われているのです。

古代の仏教では、人間の最大の罪は「子供の内に死ぬこと」なのです。

少し理不尽な気もしますが、親より先に死んでしまうことで親を悲しませることになること、親孝行の功徳も積めないままであることから、三途の川を渡ることはできず、賽の河原で石の塔作りを永遠に続けなければならないとされています。

石の塔が完成すれば三途の川を渡れるのですが、完成直前に必ず鬼がやってきては崩してしまう、という悲しい目に遭うのですが、お地蔵様は、賽の河原に足を運び鬼から子供達を守り、仏法や経文を聞かせて徳を積ませ、成仏への道を開きます。

 

また、お地蔵様の足下には餓鬼界(常に飢えと渇きに苦しむ亡者の世界)への入口が開いているそうです・・!

お地蔵様にお水をかけると、その穴を通じて餓鬼界で苦しんでいる人に水が届くのだそうです。

お地蔵様の横(下ではありませんが)に広がるトンネル・・ちょっと怖いですね・・!

 

以上の根拠より、このトンネルは死の世界の入り口であると考えられています。

果たして、このトンネルを抜けた先が「死後の世界」なのか?

すでに津波が起こった際に不思議な世界はスタートしているのか・・・?

 

 

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6、宗介の母親が意味深なセリフを言う

宗介の母親が放った意味深な言葉というのは、以下のセリフ。

リサ

『不思議なことがいっぱい起こってるけど、今はなぜなのかは分からない。でもそのうちに分かるでしょう。』

もう意味深感たっぷりで何も補足説明はないように感じます。

 

「そのうちに分かる」というのが、どういうことなのか?

視聴者には後になってもサッパリで、分かるようには物語は進行していかない訳ですが(笑)

でも、このセリフは、まだ5歳で『死』の概念が分からない宗介に語りかけた・・と考えると不自然ではないと思いませんか?

子供に説明が難しいことを質問された時、または忙しくてじっくり説明してあげられない時、単に面倒な時(笑)、親の応答としては、

女

「先生に聞いてみたら?」
「4年生の理科で習うよ。」

の他に、

女

「そのうち分かるよ。」

は定番です。

 

例えば、生死に関わる、

子供

「どうやったら赤ちゃんができるの?」

子供2

「人は死んだらどうなるの?どうして会えないの?」

等の質問には非常に重宝する回答です。

 

リサのこのセリフにより、ポニョ死後の世界説を補足しているということにつながっていると考えられています。

 

 

7、ポニョは特殊能力を持っている?

はポニョには正式名称があるのです。

ポニョという名前は宗介が命名した名前で、本名は父親であるフジモトが数えるほどしか呼んでいないため、覚えていない方もいるかもしれませんね。

その本名にはポニョが持つ特殊能力の謎が隠されています。

 

ポニョの正式名称=本名、それは「ブリュンヒルデ」。

私はポニョとのあまりの格差にちょっと笑ってしまいました。

外人

「本名メッチャ立派!」(きゃりーぱみゅぱみゅちゃんの本名が竹村〇子さんだったと知った時とは逆の驚きですね)

でも、そんな風に笑ってられない秘密が隠されているのです。

 

ブリュンヒルデは北欧神話のワルキューレの長姉の名前です。

では、一体ワルキューレとは何なのでしょうか・・・?

ワルキューレは、戦場において死を定めて(!)、戦争の勝敗を決める戦場の乙女とされていて、戦死した兵士をヴァルハラ(北欧神話の主神オーディンの宮殿で、選別された戦士・勇士の魂が集められています。オーディンはギリシャ神話で言う所のゼウスですね)に導き、彼らをもてなす役割を担う存在です。

死者の魂を天上へと導く様な存在がポニョなのです。

 

もうね、これは「崖の上のポニョ」が死後の世界を描いていると言われても仕方がないと思いますよ(笑)

 

は、ポニョは大きな津波を起こして死者が多数出てしまい、その魂を選別して導いていると捉えることが出来るのです。

これはポニョの本名とその役割から考えると当たり前に噂される都市伝説ですね。

 

また、ポニョ公式サイトでは以下のように記述されています。

 

このことから、世の終焉という状況を意識して描いたものであるとは考えられますが・・・

 

死後の世界であるのか?

みんな亡くなっているのか?

と問われると、そこには直結しないようにもとれるため、この都市伝説の信憑性というのは明確にはなりませんが、「死」や「終焉」などは「崖の上のポニョ」のキーワードになっているのかもしれませんね。

 

 

いかがでしょうか?

当初持っていた「崖の上のポニョ」のほのぼのとした印象とはずいぶん違ってきてはいないでしょうか?(笑)

 

 

また、ポニョの公式サイトにはこうも記述されています。

 

このことから、あくまでも生きた物語であり死後の世界を描いたものではないように感じます。

 

ただ、ポニョには不思議な能力があるのは確か。

私には、「死」の側にいる人間が「生」の側に移行しているように感じます。

まあ、一人の人間の主観ですが・・・。

 

 

次の「死後の世界説③」では、死後の世界を強調するというようなものを取り上げていきます。

ちょっと混乱を招くかもしれませんが全部見ていただけたら、ある程度納得できる考えを自分の中に持てるのかなと思います。

 

以上が、不思議な世界を補足していると考えられている都市伝説4から7までの紹介でした。

こう見ていくと、『崖の上のポニョ』不思議な部分がたくさんありますよね。

 
 

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